🌸 「まだ早い」じゃない、「今だからできる」こと~乳歯期から始める、歯並び育て~
💭 「矯正は、大きくなってから」と思っていませんか?

「まだ乳歯だし、矯正なんて早すぎるわよね」
「永久歯が生え揃ってから考えればいいでしょ」
そんな風に思っていませんか?
実は、その考え方、もったいないかもしれません。
乳歯期からの早期対応こそが、お子さまの美しい歯並びと健康を守る、最も重要な鍵なんです。
今日は、「矯正治療の新しい考え方」についてお話しします。
🦷 矯正治療、考え方が変わってきています
昔は、「永久歯が生え揃ってから、歯を動かして並べる」という治療が主流でした。これを「2期治療」と呼びます。
でも今は、成長期の子どもの特性を活かした「1期治療」の重要性が注目されているんです。

【1期治療:4〜10歳】
- アゴの骨の成長を促したり、調整したり
- 歯が並ぶスペースを確保する
- 口の機能を改善する
- 悪い癖を直す
【2期治療:11歳以降】
- 個々の歯の位置を細かく調整
- 最終的な噛み合わせを完成させる
つまり、「1期治療」は土台づくり。「2期治療」は仕上げ。
両方をうまく使い分けることで、より良い結果が得られるんです。
✨ 早期治療の、圧倒的なメリット
🌱 成長を味方につける
子どものアゴの骨は、とても柔軟。適切な刺激を与えることで、成長を促すことができます。
特に上アゴは、8歳までに80%、12歳でほぼ完成します。だからこそ、この時期の介入がとても大切なんです。
🦷 抜歯を避けられる可能性
早期にスペースを確保できれば、将来的に健康な歯を抜かずに済む可能性が大幅に高まります。
大人になってからの矯正では、多くの場合で抜歯が必要になってしまうんです。
💪 全身への良い影響
歯並びだけじゃないんです。早期治療は、こんな良いことも。
- 正しい呼吸パターンが身につく
- ぐっすり眠れるようになる
- 集中力や学習能力が向上する
- 顔立ちが調和的に発達する
歯並びを整えることが、お子さまの人生全体に良い影響を与えるんです。
📅 歯科相談のタイミング
【1歳前後:初回検診】
歯が生え始める大切な時期。
- 歯磨きの指導
- 授乳や離乳食のアドバイス
ここから、歯科とのお付き合いが始まります。
【2〜3歳:機能チェック】
乳歯が生え揃う頃。
- 口の機能がちゃんと発達しているか確認
- 悪い癖を早期に発見
【4〜6歳:本格的な評価】
永久歯への生え変わり準備期。
- アゴの成長を評価
- 1期治療が必要かどうか判断
「まだ早い」と思わず、この時期にぜひ一度ご相談ください。
🔍 早期に気づくべきサイン
乳歯期のチェックポイント
歯の隙間
乳歯に隙間がないと、永久歯のスペースが足りなくなります。
噛み合わせ
上下の歯が、正しく噛み合っていますか?
左右の対称性
顔や歯並びの左右バランスは取れていますか?
口の機能
正しく飲み込めていますか?発音ははっきりしていますか?
日常生活での観察ポイント
- いつも口が開いている
- 食べるのが遅い、飲み込みにくそう
- 発音がはっきりしない
- いびきをかく
- 指しゃぶりなどの癖がある
ひとつでも当てはまったら、一度ご相談ください。
😟 現代の子どもが抱える問題
厚生労働省のデータによると、12〜20歳の26%がガタガタの歯並び。そして、矯正治療を受ける子どもは年々増えています。
なぜ増えているの?
食生活の軟食化
柔らかいものばかり食べていると、アゴが育ちません。
アレルギーの増加
鼻詰まりで口呼吸になり、歯並びに影響。
姿勢の悪化
スマホやタブレットで、前かがみの姿勢に。
外遊びの減少
体を動かさないと、口の機能も育ちません。
現代の生活そのものが、歯並びに悪影響を与えているんです。
🛠️ 1期治療の具体的な内容

拡大装置
上アゴを横に広げる装置。取り外し式と固定式があります。成長期だからこそ、効果的に広げることができます。
機能矯正装置
筋肉の力を利用した装置。正しい口の機能を促して、自然な成長を誘導します。
習癖改善装置
指しゃぶりや舌の癖を改善。口呼吸から鼻呼吸への転換を促します。
口腔機能療法
舌や唇の筋力トレーニング、正しい飲み込み方の練習、発音訓練など。

🆚 大人になってからの矯正と比べると…

大人の矯正のリスク
- 抜歯の必要性が高い
- 治療期間が長い
- 歯を動かすときの痛みが強い
- 歯茎が下がるリスク
- 治療費が高額
早期治療の利点
- 自然な成長を活用できる
- 痛みが少ない
- 治療期間が短い
- 全身の健康も向上
- 長期的に安定しやすい
早く始めるほど、お子さまの負担は軽くなります。
💌 保護者の皆さまへ
「様子を見る」ことのリスク
「永久歯になってから考えよう」
そう思って待っていると、最適な治療時期を逃してしまうかもしれません。
特に上アゴの成長は、8歳までが勝負です。
すべての子に治療が必要なわけではありません
安心してください。すべてのお子さまに1期治療が必要なわけではありません。
でも、専門医による適切な評価を受けることで、お子さまにとって最適な判断ができます。
- 将来のリスクを予測
- 予防的な対策を提案
- 最適な治療計画を立案
- 家庭でのケアを指導
私たちと一緒に、お子さまの未来を考えていきましょう。
💙 にこにこ歯プロジェクトより
お子さまの歯並びは、遺伝だけでは決まりません。
成長過程での適切なケアと、早期の専門的な関わりで、大きく改善できます。
乳歯期からの歯科相談は、虫歯予防だけではないんです。お子さまの将来の健康と、美しい笑顔を守るための、大切な投資です。
「まだ早い」じゃない。
「今だからできること」があります。
早期の気づきと適切な対応が、お子さまの人生を変える可能性があります。
「うちの子、大丈夫かな?」
「いつ相談すればいいの?」
「どんな治療があるの?」
どんな小さなことでも、遠慮なくご相談ください。
お子さまの健やかな成長を、専門医と一緒にサポートしていきましょう。
🪥 にこにこ歯プロジェクトとは…
子どもたちの虫歯予防・歯ならび育成・お口の発達を、家庭と地域で支える取り組みです。「楽しく学んで、にこにこ笑顔に」をテーマに、歯科医院・保育園・ご家庭をつなぐ活動を行っています。